今回の記事では管理人の投資遍歴に付き合っていただければと思います。
この記事を読めばサラリーマン、マナオがなぜ1億稼ぎ
そして簡単に溶かしたのかがわかります。
マナオの不幸は蜜の味と思い、反面教師にしていただければと思います。泣
ポートフォリオと呼べるものを無視して投資している人は絶対見てください。
明日の我が身ですよ!
高校生投資家時代(ボロ株に目覚める)
初めて株を購入したのは高校1年の時。きっかけはその当時話題になっていた細野真宏さんが執筆された「細野真宏の世界一わかりやすい株の本」を両親が買ってきたことでした。
本を読み、貯金で株を買おう! 単純な私はそう決心したわけです。
株を購入するために必要なことはなんでしょうか?
お金??(確かに今の私に一番必要なものですけど!!怒怒)
答えは証券口座です。
手数料が安い会社はどこか等、パソコンで調べ始めたもののまずネックになったことがあります。未成年者がスムーズに口座を開設することができる会社が少なかったことでした。
今はジュニアNISAも始まるということで未成年者可能としている証券会社が増えましたが当時はかなり限られていました。
結果としてセンチュリー証券(現日産センチュリー証券)とマネックス証券の2社で開設。(マネックスのツールは財産を失った今も検索ツールとして利用しています。
投資情報の収集という意味ではSBIかマネックスの口座は必須と考えています。)
株を購入しだした2005年当時、バリュー株投資全盛期で、
私はなぜか進学会(9760)を購入しました。
perやpbrが指標面で割安だったのと、ステップや明光ネットワークをもてはやす書籍が多かったからかな?あまり覚えていません(笑)
ただ、値動きが悪く8万円で投資を開始したこともあって、これでは儲からないと思い、すぐに売却しました。
バリュー株投資では時間がかかりすぎるうえに自分の投資額ではもうけられないと思い、次に目を付けたのがボロ株投資でした。
当時は伝説級のボロ株がごろごろしており、
- イチヤ(9968) 焼肉と紳士服が柱なのにペット霊園、金の採掘、ファミマ経営、マカオの投資、不動産などカオス状態になっていた企業
- ニューディール(4740) 最終的にホットヨガと水素水
- クロニクル(9822)高級時計の売買とオークション
- サハダイヤ(9898) シルバー精工(6453)etc
上記のような銘柄の暴騰を狙って売買しておりました。
そんな中個人的に思い入れのあるのが
アイビーダイワ(3587)です!!
ガス田の開発、進まないエンデバー。わかる人にはわかると思いますが懐かしい笑
大学生投資家時代(夢株に目覚める)
ボロ株で出せた儲けを、業績はおもわしくないいけれど成長が見込めそうな企業への投資に回していきました。(当時は就職していないためすべて現物です)
思い入れのある代表的な銘柄としてはガーラ(4777)、そーせい(4565)
アドウェイズ(2489)辺りです。
当時、成長分野で個人投資家に人気があったコンテンツ関連といえばオンラインゲーム銘柄。ガンホー、ゲームオン、ゲームポッドが日本で強く、ガーラがアメリカと韓国の開発会社で強みを持っているというような状況。
いいところまでシェアを取っていたのに費用先行ばかりで結局撤退したガーラの残念っぷりが何とも懐かしい。
現在上市したNVA237等の治験結果から成功を確信したため、そーせいの現物を少しづつ増やし始めたのがこのタイミングです。
当時の株価は現在の株価換算で1000円くらいでした。(2016年2月現在はその株価の約10倍くらい)
この時代に学んだことは大化けしそうな業種には、大成功するものが1割~2割で恐ろしいくらい大失敗で終わるものが8割~9割ということ。
そしてそれを見抜くのはかなり難しいということです。
どんなに自分がよいと思って惚れ込んでも結果が出ていないものは噴いたら売却。
結果が出ても予想されていたような売り上げや契約につながっていなかったら完全に撤退するということも学べた時期でした。
ガーラの失敗とそーせいの成功は表裏一体だったと感じます。
大学卒業間際には8万円でスタートした投資額は100万円前後になっていました。
サラリーマン投資家時代
サラリーマンになって手を出したのが信用取引です。
このことによりマナオはこの先天国と地獄を味わう訳です。
サラリーマン1年目~2年目くらいはまさにソーシャルゲーム全盛期とバイオバブルというタイミングでした。
その中で大成功する要因となったのがカイオムバイオ(4583)でのテンバーガーでした。パラダイムシフトになり得る技術ということで上場後から集めていたカイオムが大暴騰。年末に売り切りナノキャリアに乗り換えたところ年始からストップ高祭り。
完全に調子に乗りました。
春先にソーシャルゲームのクルーズ(2138)と鳥インフル関連のUMN(4585)で大成功。このあたりで初の1億超えをはたしました。
その後そーせいの全力投球やクルーズで4000万まで減らし、じわじわと資金を減らしていきました。信用限度いっぱい!!(@@)
そして翌年の春に全力投球していたミクシィで再び1億越えに。
最大で1億8000万になったのもこの時期でした。この頃は感覚がぶっとんでいて、よさそうと思ったものをひたすら全力で購入した結果2015年4月に1800万にまで減少。(ポートフォリオのポの字もなかった笑)
春先に運があるのか、2015年5月のそーせいの決算で再び5000万そして1億円へ。しかしながら2015年夏の暴落、2015年12月にはそーせいで再び復活しかけるもののほかの銘柄に目移りをし、2016年にとどめをさされたというわけです。
最後に・・・
おそらく通常の感性のもとに投資を行っている方からすると、マナオの投資方法での撤退は自業自得だと思われるでしょう。自分でもそう思います。
投資をしようと銘柄分析し現物で購入するにもかかわらず、重要な局面では投機になってしまっていたのが私の最大のミスです。
この記事は自分の悪い投資法や癖のある投資先ばかりを抜粋しています。
しかしながら自分の成功も失敗も全て投機だけで構成されていたのは紛れもない事実。
もちろん投資と踏んで買っていた株もありましたが最終的には短期的なマネーゲームの資金へと変わり、溶かしつくしてしまったというのが私の投資遍歴です。
この記事は過去の失敗の記録として今後も残します。
マーベラス エスクリ、4℃、ラオックス、健康コーポ、TASAKI、ダイヤモンドダイニング、ウェッジホールディングス、スクエニ、コロプラ、アイスタイル
こういった成長株をかなり安いところで現物で保有しながらも投機をしてしまい、なにもかも失ったというわけです。
この投資法(投機方法)は反面教師にしていただければと思います。
記載した無茶な投機法は絶対に真似しないように!!